「よしっ 書けたっ!」
で、すぐに
投稿だっ♪ 配信だ~♪ ポチっとね♪
女性起業家さんは文章を書くのが苦手な方が多いです。
でも情報発信は必須。
Facebook、Instagram、ブログ、メルマガ、LINE@などなど、
頑張っている方がたくさん。
本当にすごいなぁと思います。
だから、やっとの思いで書いた文章は、
すぐにでもアップしたい気持ちになりますよね。
ですが、公開前にちょっと気を付けてもらいたいことがあります。
それは、誤字・脱字。
SNSをはじめ、あまりにも手軽に情報発信できるので、
自分が書いた文章をチェックする意識がないかもしれません。
個人のSNSならすぐに修正できるし、
ご愛敬~(^^;)で済むのでまだいいのですが…。
企業のアカウントでのSNS発信や、
印刷物となると、誤字・脱字はかなり致命的です。
誤字・脱字があるとどうなるかというと、
信頼、信用がガタ落ちです。
たった一文字ですが、与える印象が一気にダウン。。。
今回は、かなしい事態を避けるためにぜひ取り入れてほしいチェックの方法をご紹介します。
誤字・脱字を防ぐ方法 その1
時間をおく
完成した文章をすぐに公開するのは、実は危険です。
文章を書いたテンションでざっと読み返しても、チェックになりません。
「間違いはないだろう」という無意識な思い込みがあるからです。
それに、早く投稿したい、書く作業から早く解放されたい
という願望が先行して、チェックの意識が甘くなっているのです。
なので、頭をいったんリセットすることをオススメします。
頭をリセットするには、時間をおくのが一番!
すると、誤字・脱字だけでなく、
文章の流れや構成そのものも、「なんかおかしいな」と気づくことができます。
1時間でもいいので、時間をおいて読み返してみてください。
「あ、ここ、間違ってる」と気づくことができますよ。
ちなみに私は、ランディングページ(以下、LP)の原稿ができた後、一晩寝かせます。
翌日読み返すと客観的に俯瞰することができますし、もっといいアイデアが浮かびます。
誤字・脱字を防ぐ方法 その2
音読する
とても原始的な方法です(笑)。
音読すると客観的に文字を読むので、間違いに気づきやすくなります。
誤字・脱字はもちろん、句読点の位置などもチェックできます。
声に出して読むことで、
「てん(、)の位置がおかしいな」
「ここの一文、長いな」
といったことに気づくことができるのです。
書いた本人が読み間違えたり、よどみなく読めない部分は、
他人が読んでも読みにくい部分なので、修正しましょう。
誤字・脱字を防ぐ方法 その3
印刷する
目視で確認するのは当たり前!なのですが、
パソコンの画面上だけで読み返すのと、
紙に印刷したもので読み返すのとでは、チェックの質は雲泥の差です。
特に、HPの文章、LPの文章、印刷物の原稿は
印刷することをオススメします。
印刷し、ペンをもって、✓を書き込みながら丁寧に読み返しましょう。
パソコンの画面上では気づかなかった間違いを発見できます。
インクがもったいない。
紙がもったいない。
時間がない。
めんどくさい。
という気持ちになりますが、
信用、信頼のために、ひと手間を惜しまないでください。
特に印刷物は、後で修正することができません。
誤字・脱字を防ぐ方法 その4
他の人に読んでもらう
書いた本人は、どうしても「間違ってないはずだ」という無意識の先入観があります。
家族でもいいので、他の人の目を通してチェックしましょう。
その際は、印刷したものを見てもらうのがよいでしょう。
自分では気づけなかった誤字・脱字を発見してくれます。
さいごに
実は私には、チェックの甘さが招いた苦い経験があります。
企業様のWebページを執筆し、納品したのですが…
誤字・脱字が1カ所あったのです。
そのミスを、企業様側から指摘されるという大失態。
一応プロとして仕事をしているので、たいへん情けなく、
恥ずかしく、申し訳ない事態になってしまいました。
いつもなら印刷して、音読して、家族に読んでもらって、
ひと文字、ひと文字細かくチェックする性格なのですが、
その時だけは印刷せずにパソコンの画面上だけで最終チェックしたのです。
手間を惜しんだばかりに、恥ずかしい結果を招いてしまいました。
「この人、バカ?」
「いいかげんな人だな」
たった一文字でこんな印象を与えてしまいかねない誤字・脱字。
最後の最後まで詰めが大事です。
これを読んでくださったみなさんには、
石川のようなダサい事態になってほしくないと思っています。
とは言え、Facebook、Instagramといったツールの場合は、
印刷して誰かにチェックしてもらうなんて、ナンセンスですよね。
SNSの場合は、音読がオススメ!
ポチッと投稿ボタンを押す前に、
声に出して読み返してくださいね!