プロのライターが実践!誤字脱字・文章ミスを防ぐチェック方法~5つのステップ~

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やっと書けたーーー!
投稿だ~ 送信だ~ 公開だ~
ポチっとな♪
はぁ~終わった~♡

文章って、書くの大変ですよね。
頭を使うし
難しいし
時間もかかるし
面倒くさいし。

だから、
書き終えた時の解放感ってスゴイですよね。

プロのライターの私も
「よっしゃー書けたーーー」
と、毎回バンザイしますよ。

文章ができたら、すぐにSNSに投稿したり
メール送信したり、公開してしまいたくなります。

でも、最後の最後に落とし穴が待っています。

今回は、文章が書けた後の落とし穴と
それを回避するために
プロのライターの私がやっている方法をご紹介します。

最後に待っている落とし穴とは

勘のいい方はお気づきでしょうが、
文章完成後の落とし穴とは文章のミス・誤字脱字です。

普通に考えても、ミスってカッコ悪いですよね。

ましてや、ブランディングや集客の一環として情報発信しているなら
漢字の変換ミスや送り仮名の間違いはイタイです。
ブランディングイメージにも影響します。

「この人、いい加減な人なのかな」
「この会社、チェック体制どうなってんのかな」
「この人、頭悪い?」

たった一文字で、マイナスの印象を与えてしまうかもしれません。

ほかにもダメージがあります。

チラシ、パンフレット、名刺などの印刷物の場合、
印刷業者に原稿データを渡してしまうと、
間違ったまま印刷されることになります。
(印刷業者は校正しません)

誤字脱字があるまま印刷されて納品…。
もう、最悪ですよね。

したがって、印刷媒体の場合は特に最終チェックが肝心です。

では、誤字脱字を防ぐためにはどうしたいいのでしょうか。

これで誤字脱字を防げる!プロがやってる文章チェック

SNS投稿文や、気軽に書いているブログなどは
公開後でも修正ができるのでいいのですが、

プレスリリースや、提案書、集客のためのランディングページなど
ここぞ!という時の文章は特に念入りにチェックすることをオススメします。

絶対に間違いたくない!という文章をチェックする時は、
ここでご紹介する5ステップを実践してみてください。
間違いを見つけることができ、安心して公開できます。

ステップ① 時間をおく

書き終えた直後は、興奮状態にあります。
やっと完成した解放感、達成感、安心感。
こういうモードのときにチェックしても、ゆるゆるになってミスをスルーしてしまいがちです。

要するに、頭を冷やす必要があるのです。

だから、時間をおく。
1時間でもいいです。

いったん気持ちと脳ミソをリセットしましょう。

ステップ② 印刷する

どんなに目を皿のようにしてパソコン画面をチェックしても、間違いが起きます。

人間の目は、白い紙に黒い文字で印刷されたものを読むのが
最も読みやすく、頭に入ってくると言われています。

紙やインクがもったいない。時間がない。面倒くさい。
そう感じるかもしれませんが、
たった一文字の間違いで恥ずかしい思いをするよりいいでしょう。
自分の信用を下げないための防御策だと思ってください。

ステップ③ 呪文「この文章には間違いがある」を唱える

はぁ!?と思いますよね。
実はこれ、私がチェックの前に呪文のように脳内で唱える言葉です。

どういうことかというと、
必ずどこかに間違いがあるという前提をつくるのです。
すると、脳みそは間違い探しのゲームモードになります。

自分で書いた文章なので、間違いはないと思いたい自分がいます。
だから、書き終えた後は無意識に「きっと大丈夫。間違いはないはず」
という気持ちになっています。
これが危険!

人の頭って不思議なもので、
前提がベースになって色眼鏡で物事を捉えます。

なので、「絶対どこか間違ってる。それを探すんだ」という気持ちにすることで
ミスへのアンテナが敏感になって、間違いを発見しやすくなります。

「本当にこの漢字合ってる?」
「この漢字の送りがなって、これでよかったんだっけ?」
「この言葉、使い方ほんとに合ってる?」
と疑いながらチェックするので、間違いに気づくのです。

ステップ④ 音読する

紙に印刷した文章を、声に出して読む!

これが文章チェックの最大のポイントです。
黙読じゃダメなの?と思いますよね。
黙読すると、読むスピードがだんだん速くなってしまうのです。
結果、ミスをスルーしてしまいます。

音読は丁寧に読み進めるので、「あれ?おかしいな」と気づきやすくなります。
ぜひ声に出して読み上げてみましょう。

また、音読すると、誤字脱字だけでなく、文章の流れそのものをチェックできます。
書いた本人ですら読み間違えたり、詰まったりする部分は、
他人が読んでも読みにくく意味が伝わりにくい部分です。

音読なら、文章の中でおかしいところが浮き彫りになりますので
ぜひ習慣化してください。

ステップ⑤ 他の人に読んでもらう

どんなにステップ③の呪文を唱えても、
「私が書いたんだから大丈夫」という先入観は消えないものです。

他の人の目を通すことで、
書いた本人である自分では気づけなかったミスを拾い上げてもらいましょう。

さいごに

私の失敗談をご紹介しましょう。

プロのライターなのに、誤字脱字があるまま納品してしまったことがありました。

なぜミスが防げなかったかというと、
パソコン画面だけでチェックしたからです。

いつもは、今回ご紹介した5つのステップのチェック方法をしているのに、
その時に限って、印刷を省いてしまったのです。
その代わりに、パソコン画面で、目を皿のようにして3回チェックしたんです。

もともと注意深い性格。
「この細かい性格の私が3回もチェックしたんだから、間違いなんてないだろう」

そしてそのまま納品。
後日、クライアントから指摘があり、とても恥ずかしく悔しい思いをしました。

それ以来、どんなに忙しくても、どんなに手間でも、
修正がむずかしい大切な文章は、印刷してチェックすることを徹底しています。

たった一文字。

されど一文字。

SNSの文章などは印刷までする必要はありませんが、
投稿ボタンを押す前に、一度だけでいいので音読してみてください。

「ん?なんか変だわ」
と感じることがあるはずです。

ぜひやってみてくださいね!

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