「なんて書けばいいかわからない」 言語化が苦手な女性起業家が心がけるべき3つの習慣

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好きなことで起業したい!
自分らしく働きたい!
自分はもっと輝けるはず!
やりたいことを見つけた!

 
起業女性の多くは、こんな気持ちでビジネスをスタートさせたのではないかと思います。
 

昨今の起業ブームで、起業への心理的ハードルが下がってきて、ひとりでビジネスをしている女性が増えました。かく言う私もその一人。
 
ただ、起業後はいろんな悩みや問題に直面して、想像以上に大変さを感じることも。

その悩みのひとつに、「言語化の壁」があります。
 
「自分のやってることを何て伝えればいいの~??」という新たな難問が必ずやってきますね。
 
今回は、「言語化」の悩みを解決する習慣についてお伝えしようと思います。

 

 

文章苦手!でも言葉にしないと伝わらない

 

仕事柄、起業している女性によく会います。
そして、そのほとんどの方が口を揃えてこう言います。

「文章書くの苦手なんですよねー」
「何て書けばいいか、わかんなーい」
「文章力ないから~」
「いい言葉が浮かばないんです」

 

これ、起業当初は気付かなかった悩みです。

いざホームページを作るとか、チラシを作るとか、SNSにプロフィールを載せるという場面になったとき初めて遭遇する関門です。

 
この悩み、ズバリ、習慣や訓練でなんとかなります!
 

「文章って才能だから、私には無理」と思いこんでる方もきっといますよね。
確かに、文章力や語彙力は子どもの頃の読書が影響しています。情緒豊かな詩や小説を書くなら、日本語への感性がモノを言います。

しかし、ビジネスの文章なら訓練でどうにかなると私は考えています。
 
一番ダメなのは、「書けな~い」「文章書くの苦手だから~」と言い続けて、逃げること。

そして、全てをコンサルタント、ライター、デザイナーに丸投げすることです。
 
自分のビジネスを端的に伝える言葉や文章を持っておかないと、一番困るのはあなた自身。
ここは逃げるのではなく、とことん自分で考え抜くべき局面なのです。
 
どんなにいい商品・サービすでも、その価値が伝わらないと意味がありません。
 
かといって、パソコンに向かい、さあ、書こう!と思っても、すぐに言葉や文章がひらめくものではありませんよね。
 
自分のビジネスを端的に伝える言葉や文章は、訓練でなんとかなると先述しました。
これはどういうことかと言うと、普段から考えるということなんです。

 

習慣その1 「ふさわしい言葉は何だろう」と常に考える

 

台所で洗い物をするときでも、電車で移動するときでも、ボーっとするのではなくて、常に「どういう言葉がいいかな」と考えるクセをつけましょう。
 
特に、外出した時は、街にあふれる看板やポスターを意識してください。とっても参考になるんですよ。
たった数語でお店の特徴を表していたり、一度見たら忘れられないフレーズだったり、ヒントが溢れています。
 
また、ネットに表示される広告も参考になります。その商品・サービすに興味があっても、なくても、どんな言葉を使って伝えているか分析する視点で観察してみてください。

「短くてスっと頭に入ってくるな」「ちょっと長いな」「ひらがなが多くて読みやすいな」「特徴がズバリ書いてあってわかりやすいな」こういった感覚が養われると、いざ、自分自身の言葉と文章を考える時に役立ちます。

 

習慣その2 人に聞いてみる

あなたのビジネスのウリは何ですか?
あなたの強みは何ですか?
他の同業他社とどこがどう違いますか?

起業したならこの質問に即答できなければいけないと思います。
 
そして、この質問の答えをわかりやすい言葉にすると、自分キャッチコピーや、お店の謳い文句になるわけです。
 
でも、自分のことって自分が一番わかんない!
 
だったら、人に聞いてみましょう。

自分のターゲット層の人に聞くのも大事ですし、全く違う業界の人に聞くのも斬新な意見をもらえて良いヒントになります。
 
それに、仮に自分で考えた言葉や文章があっても、わかりにくいと意味がありません。いろんな人に相談してみることがポイントです。

 

習慣その3 わかりやすい言葉と文章を使って情報発信している人をマネてみる

最後はやはりコレです。

自分が読んで、「魅力的だな」「特徴が一目瞭然だな」「読みやすいな」と思った人の言葉の使い方や文章の書き方をマネてみる。
もちろん、そのまま丸パクリは絶対にダメです。著作権侵害にあたりますので、ご法度です。

けれども、
・言葉の並べ方
・文章の組み立て方
・キーワードの使い方
など、参考になることがたくさんあります。

 
この人のような情報発信をしたいな♪と感じる人を見つけて、研究してみるといいでしょう。大勢から支持されている人、SNSで上手に発信している人、成功している人は、みなさん言語化が得意です。
 

ぜひ“マネてみる”ということをやってみてください。

 

まとめ

まずは、常に考える癖をつけ、人にヒントをもらい、上手な人をマネる。これを繰り返すと、自ずと言語化の訓練になります。

人はすぐに答えを求めます。
私もたまに、初対面で立ち話している場面で「ウチの商品のキャッチコピーどんなんがいいですかねー 今どんなのが思いつきますかー」と、とても軽いノリで聞かれることがあります。

言葉や文章の答えって、たとえプロでも、自動販売機みたいにボタン押したらすぐ出てくるようなものではありません。
深く考えて、あれこれ試行錯誤するものです。

確かに、時間がかかるわりには正解がわからないので、面倒くさい作業です。しかしながら、ひとりでビジネスをするなら、自分で考える努力はしなければなりません。
 
文章力ないからといって、考えることを放棄してほしくありません。
最初は人からヒントをもらったり、マネてみたりでOKです。これを重ねることで、言語化に苦手意識がなくなるはず。
 
あなたのビジネスのウリを端的に表す言葉、あなたの想いをわかりやすく伝える文章。言葉ツールがあるだけで、情報発信が楽になります。

売れっ子起業家になるには、言葉を武器にすることが欠かせません!
 
もちろん、一緒に考えてほしいという場合は、私も並走して本気で考えます。

言葉と文章を味方につけると、「何て書けばいいかわからない」という苦手意識が薄れていきます。
紹介した3つのことを習慣にするだけで、書くことが苦痛でなくなってきます。
私にはムリ!と思わずに、ぜひやってみてください!

 

 

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