前回に引き続き、ランディングページのつくり方のポイントをお伝えします。
今回のテーマは「特典」
特典とは、プレゼントのことです。
ランディングページで売りたい商品サービスについてくる特典は
買う動機にもなるとても大切な要素です!
だから、何を特典につけるのかはとても重要。
さらに、それをどう書くかもとても重要。
今回は、特典を考えるときのポイントと、書き方についてお伝えします。
ご自身のビジネスにランディングページが必要な方は
ぜひ最後まで読んでくださいね!
特典づくり3つのポイント
売りたい商品サービスの質が良いことは大前提です。
なので、商品サービスの質や内容をしっかり作り込むことは当たり前のこと。
本来ならば、その商品サービスだけでも買ってもらえるのが理想的ではありますが、
ブランド力がない個人が販売するならば、何かしら特典をつけるほうが賢明です。
では、どんな特典をつければいいのか…。
何個つければいいのか…。
と、悩みますよね。
特典について知っておくべきポイントはこちら!
①商品サービスに関係している内容であること
②特典だけでも買いたいと思わせるような内容にすること
③特典の数が多いほど購買欲は上がる
それでは、ひとつずつ解説していきましょう。
①商品サービスに関係している内容であること
なんでもいいから特典にしてつければいいというものではありません。
その特典が、商品サービスに関係していることが重要です。
例えば、マナー講座を売っているのであれば、
『いまさら聞けないっ!ビジネスマナー基本の100』小冊子プレゼント
例えば、ファッションコンサルを売っているのであれば
『印象を色で演出するための色合わせ一覧表』PDFプレゼント
などです。
そんなこと、当然じゃん!と思った方はいいのですが
たまにビジネスセンスがいまいちな方は、商品サービスに全く関係ない特典をつけたりするのです。
例えば、パン屋さんなのに、キャンペーン期間中に来店したらおもちゃプレゼントとか。
いくら小さい子どもづれが多いからといって、パン屋さんなのにおもちゃなんて、ナンセンスです。
商品サービスに関係ない特典は、違和感でしかありません。
「なんでコレが特典になってるの?」と一瞬でもモヤモヤを感じさせてはいけませんので、
特典は必ず商品サービスに関係するものにしましょう。
②特典だけでも買いたいと思わせる内容であること
この特典だけでもお金を出して買いたい!と思わせるような内容にしましょう。
特典をつける意味とは、商品サービスを買ってもらうための後押しです。
「こんな特典もついてるんならお得だな。この特典もほしいから、コレ買おう!」と思ってもらえると大成功です。
特に、売りたい商品サービスが高額であればあるほど、特典の質が重要になります。
「高額だけれども、こんな良い特典もついてくるんならお得かもしれない」と思って購入に至るのです。
魅力的な特典にすると、購入の決断をしてもらいやすくなりますよ。
③特典の数が多いほど購買欲は上がる
やはり、数は強いです。
たくさん特典があればあるほど、人はお得感を感じて買うのです。
100万円を超える高額商品には、これでもか!というくらい10個、15個と特典がついてることもあります。
なので、特典1つでも悪くはありませんが(ないよりは10倍良いです)、もし可能なら、2つ、3つと特典をつけてみましょう。
上記3つ全てに該当するのですが、
値段の値引きも、とても強い力をもつ特典です。
大幅な値引きは賛成できませんが、早期割引とか、キャンペーン期間中につき10,000円引きなどは、買う動機になりますね。
しかも、「今買わないと損するよ」というメッセージも暗示しているので、「今買わなきゃ!」という心理になります。したがって、即断即決を促す強い特典となります。
ランディングページでの特典の書き方
さて、特典は用意できましたね。
次はランディングページに書く作業です。
まず、値引きの表記について
・二重価格で書く
元の価格を書いた上で、二重線で消す書き方です。
これにより、値引き感を存分に味わってもらい、お得だなあと感じてもらいます。
〈例〉19,800円(税抜)→9,800円(税抜)
・50%OFFより半額
値段はどちらも変わりませんが、50%OFFと書くよりも、半額という漢字2文字で書く方が反応が良くなります。
・3割引きより30%OFF
半額以外の場合は、〇割引よりも、%を使って書いた方が反応が良くなります。
次に、小冊子、PDFなどの特典は
必ず「〇〇が〇〇になる小冊子」というふうに、どんなことがわかる小冊子なのかをひとこと添えて書きましょう。
その小冊子だけでも欲しい!と思ってもらえるかどうかが大切です。
次に、無料コンサルなどを特典にする場合は
かならず「60分」などの時間を書きましょう。
もし、60分コンサルが通常10,000円だとしたら、それも書くと、よりお得感を感じてもらうことができます。
「60分無料コンサル(通常10,000円)プレゼント!」という具合です。
特典は、必ず「何」が手に入るのかを明記しておくのがポイントです。
ダウンロードで入手するPDFなのか、印刷されて製本された小冊子なのか、割引なのか、対面コンサルなのか、zoomコンサルなのか、何かのイベントの参加権利なのか。
とにかく、わかりやすさがポイントです。
曖昧な表記はやめましょう。
さいごに
商品サービスにつける特典ならば抵抗なく有料級の特典をつけることができますね。
しかし、直接売上にならないメルマガ読者登録や公式LINE登録のために有料級の特典をつけることに抵抗があるという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、それは間違い。
有料級の情報を出さないと、人は魅力を感じませんよ!
それに、有料級の情報を出しても、あなたの価値は目減りしません。
むしろ価値が上がります。
「こんなスゴい情報をタダで提供してるこの人ってスゴくない!?!?」
↓↓↓
「ってことは、この人の商品買ったら、さらにどんだけスゴいことゲットできるんだろ」
と期待を感じるわけです。
つまり、泥臭い言葉で言うならば、
特典で懐の深さを見せる!ということです。
ぜひ恐れずに、有料級の特典をつけてくださいね!
今回は、特典のつくり方、そしてランディングページでの書き方についてご紹介しました。
みなさんの特典を見直す参考にしていただければ嬉しいです。