突然ですが、質問です。
あなたは、経験したことない仕事を依頼されたとき、
「できます」「できません」を即答できますか?
やったことないから自信がない。
できるかどうかもわからないのに、「やります!できます!」とは言えない。
こんなふうに悩んだり、躊躇することってありませんか?
これって、起業しているとそこそこの頻度で直面します。
特に、知識、技術、経験、感性を使ってビジネスをしている人は、こういう局面が絶対にあるんですよね。
でも、実はこれが、自分の可能性の幅をググっと広げるチャンスなんです。
今回は、自分を成長させるポイントについてお伝えします。
やってみなきゃわからない!?
私は、講座のコンテンツを動画で撮影することを依頼されました。
最初このお話をいただいた時は「こんな大役、私なんかには務まらない」と躊躇したのですが、再度お声がけいただいたので、お受けすることにしました。
最初、私が躊躇した点はたくさんありました。
・すごい大役であること
・本格的な動画撮影なんて経験がないこと
・カメラに向かって講座をしたことがないこと
・話すのが苦手だから上手に話せないこと
もちろん、いいものを提供しなければならないし、責任重大。
もし私がイマイチだったら、迷惑をかけてしまう…という不安もありました。
要するに、やったことがないこと、未知なる領域に一歩踏み込むことに恐怖を感じたわけです。
人は、
知らない=恐怖
なのです。
私にとって、スタジオでの撮影は知らない世界。
自分がそれをやりこなす姿がイメージできなくて、たじろんでいたんですよね。
でも、こういう局面で一歩前に出ることで、自分のキャパを広げられるのでチャレンジしたんです。
しかも、人様のお役に立つことができるなら、やるしかない!というわけです。
撮影はドキドキしましたが、かなり楽しくて、終わるころには「生の講座するよりカメラに向かって講座する方が性に合ってる」とさえ思いました。
この経験で、私の中に
動画撮影でカメラに向かって講座もできる
ということが記憶され、キャパシティーが広がりました。
仕事の案件でも同じです。
かつて、コンクリートの2次製品メーカーの記事を書くという依頼がありました。
「コンクリートのニジセイヒン??」
これまでコンクリートの企業なんて、私の人生に登場したことがなかったんです。
コンクリートというと、道路や建物に使われているものということしか認識がなく、予備知識ゼロ!
この依頼があった時、一瞬迷いました。
「ヤバい…全く知らない業界…興味も湧かない…書けるのか?わたし」
けれども、すぐに「やります」と回答し、取材に行き、記事を書きました。
取材の当日までに業界のことを調べ、基礎的なことと、業界の今の話題などは頭に入れます。
そのうえで、記事にしたいこと、深堀りしたいことの質問事項を作って行きます。
このリサーチの段階で、コンクリートの2次製品への興味がどんどん湧いてきました。
おかげで、私の中に
工業系の記事も私は書ける
ということが記憶され、キャパシティーが広がったんです。
いろんなことができて、スゴイ人っていますよね。
そういう方は、チャンスを逃さず、チャレンジして、やってみて、そして「できた」を積み重ねてきているのだと思うのです。
ビジネスをしていると、やったことないことに直面する状況があります。
「あ~、もぉ絶対ムリ!できる予感がしない!」という場合は断っていいと思いますが、
1%でも「できるかもしれない」と感じたら、ひるまず、とりあえずやってみる!というのはいかがでしょうか。
取引先などの関係者がいる場合は、「やります」「できます」と言った以上は、覚悟が必要になります。
これは恐怖との闘いです。
あとは、プロとして相手が求めるもの以上の成果を出すと決めて、自分が今できる限りのことをやりるのみ。
そうすることでプロ根性が育ちます。
やったことないけど、いつかはやらないと、できるようにはなりません。
やってみたら、案外うまくいったりするものです。
もし失敗したとしても、それは大きな学びになります。
起業したら、挑戦の連続。
自分の可能性の幅を広げるためには、恐怖に勝って、成功体験を積むほかないんですよね。
「やったことないのに、安請け合いはできません。。。」という気持ちは私も感じますが、
1%でも「できるかもしれない」と思ったら、私はやるべきだと考えます。
チャレンジしたあとは、違う景色が見えていますよ!