申し込みフォームで見込み客が離脱しないための3つの工夫

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何か困ったことがあったときや
何か欲しいものがあるとき
まずはネットで検索したり、自動的に表示されるネット広告のバナーをクリックして
「どれどれ…」と、自分の願望を満たしてくれる商品サービスかどうか
吟味しますよね。
 
自分の願望を満たしてくれる商品サービスだと思えたら
「よし 買おう」と決断します。
 
そして、「カートに入れる」「申し込む」のボタンをクリックしますね。
 
でも…

その後表示されるフォームによっては
「やっぱやめたー」となることがあるんです。
 
買う!と決めたにも関わらずです。
 
売る側としては、ネットの向こう側で起こっていることなので、気がつかない。。
 
売上が立つまであと一歩だったのに。。。
せっかく興味をもってくれたのに。。。

もったいないですよね。
 
今回は、
買う気満々の見込み客が申し込みフォームで離脱する原因と
その解決策についてお伝えします。

 

 

 

 

購買意欲を失わせる申込フォームの3つ特徴

 

その1 余計な項目まで聞いている

 

買っていただくにあたって
お客様情報を入力してもらいますよね。
 
その項目が多いと、お客様はテンションが下がります。

こんなふうに
↓↓↓
 
・いま入力する時間ないー
 →後で入力しよう
 →買うテンションが下がる&忘れる

 
・スマホだから入力めんどくさいー
 →あとでパソコンから買おう
 →買うテンションが下がる&忘れる

 
・なんで生年月日がいるの?ホントに必要なん?
 →個人情報の搾取かよー
 →なんか不信感
 →買うテンションが下がる

 
もちろん、商品サービスの内容によっては
物販なら住所が必要な場合もありますし
占いなら生年月日が必要な場合もあります。
 
しかしながら、
あなたの商品サービスには
 
本当に生年月日が必要なのでしょうか?
本当に職業や役職名って必要なのでしょうか?
本当に住所を入力してもらう必要があるのでしょうか?
 
ということです。
 
たしかに、売る側としては
なるべくたくさんの情報を収集してお客様の分析に役立てたい
などと考えがちですが
それはひとりよがりの考え方です。
 
もし、年齢、職業、地域などが知りたい場合は、
買っていただいた後のアンケートで聞けばいいんです。
 
大事なのは、
申し込みの初段階の手間を
極限までシンプルにすることなのです。
 

お客様の手間を減らす!

これが、買う気を失わせないコツなのです。

 

 

 

 

その2 ベタ打ち文字入力の項目が多い

 
お客様情報の入力欄にベタ打ちで文字を入力する項目が多いと
当然ながらイヤ気がさします。
 
人は「かんたん、早い、すぐできる」が大好きです。
 
文字のベタ打ち入力欄はそれの真逆ですよね。
 
しかも今はスマホが主流です。
スマホから情報を見て「買おう!」と思ってポチっとするんです。

なのに、ベタ打ちしないと入力できない申し込みフォームだと
スマホの操作がとても大変ですよね。
 
カフェや電車だと音声入力するのは恥ずかしいし。
 
なので、なるべく文字入力しなくても済むようにしてください。

つまり、選択式にするのです。
 
具体的には、
プルダウン、丸いボタン(ラジオボタン)、四角いチェックボックスなどです。
 
例えば、事前にお客様の悩みを聞いておく必要があるなら
 
「質問の内容をご入力ください」ではなくて
 
「質問の内容を以下からお選びください。その他の場合はご入力ください」
□相続税について知りたい
□贈与税について知りたい
☑遺言書の書き方について知りたい
□不動産の名義書き換えについて知りたい
□そのた(以下にご入力ください)
 
などのように、するのがオススメです。
 

要するに、これまた同じく
お客様の手間を極限にまで減らす!ということです。

 

 

 

 

 

その3 導線が複雑

 
申し込みボタンを押したのに、決済(会計)までのページ遷移が多いのはNGです。
 
利用している決済システムによっては、致し方ない場合もありますが、
ページの遷移は少ない方が良いに決まっています。
 
導線が複雑だと、本当に面倒くさく感じます。
 
ましてやWi-Fiが弱かったり、電車で移動中だったりして
ネット環境が良くなくてページの切り替えに3秒、4秒かかったりすると
イライラして人の心は冷めてしまいます。
 
また、販売と同時にリスト取り(メルマガ読者やLINE@のお友だちになってもらうこと)もしよう!という人もいて、
 
「申し込みはコチラ」をクリックしたら
メルマガ登録画面に遷移して
メルマガ登録したら
LINE@登録画面に促されて
LINE@のお友だち登録したら
やっと画像付きのリッチメッセージの申し込みボタンがある
という感じの仕組みでやっている場合があります。
 
もう、これ、迷路です。
 
レジが遠い…
 
矢印に従ってレジまで歩く道中
「レジ 遠っ! この店 不親切だな~」
って思うし、迷子になります。
 
これって、イライラしますよね?
 
当然、買う気も失せます。
 
ここでも、大事なのは
お客様の負担を最小限にする!ということです。

 

 

 

 

 

まとめ

 

せっかく興味をもってくれたお客様ですから、
買う気満々の高いテンションを最後までキープさせて
決済までもっていく。
 

そのために3つの工夫をしてください

★お客様に入力してもらう項目は最小限にする

★なるべく選択式にする

★ページの遷移を最小限にする

 

以上を意識してみてくださいね。
 
 
人は面倒くさいのが大嫌いです。
 
むずかしー
ややこしー
まどろっこしー
 
この“人がイヤがる3C”になっていないか、
ご自身が作った申し込みフォームを今一度見直してみてください。
 
「レジまでまっすぐ、最短距離で」
 
 
最も大切なのは、もし自分がお客様だったら…と、
「相手の立場に立って考える」ことです。
 
ほんと、シンプルですが、商売の基本ですね。

 

 

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